最近、DMM GAMESから『フラワーナイトガール』(FLOWER KNIGHT GIRL)というスマートフォン向けゲームアプリがリリースされた。

本作は2015年1月に「DMM GAMES」のPC向けブラウザゲームとしてリリースされ、「プレイヤーがじゃぶじゃぶ課金したくなるような射幸心を煽りまくる説明文章」で有名なゲームだ。

で、俺は少し前にこのゲームをプレイし始め、ハマってしまった。

スマホアプリ版のリリースといういい機会なので、今回は本作をこれから始める人のために、ほんの少しだけ先に始めた先輩として、同じ初心者だからこそできるアドバイスなどを書いていく。
Wikiもあるけど、初心者が本当に知りたいことはあまり書かれてないんだよね……FAQは情報がすごく古いし。

今回の記事も長くなっているので、知りたいことがあれば目次から探してくれ。

花×美少女×RPG

『フラワーナイトガール』は、花をモチーフとした「花騎士」(フラワーナイト)という美少女キャラを育成し、世界を滅ぼす「害虫」と戦うゲームだ。
※公称では「擬人化」ではない。

プレイヤーは花騎士たちで構成される騎士団を率いる「団長」となり、害虫と戦う彼女たちを指揮する。
つまり自分では何もしない、って言うな! 団長だってあんなことこんなことをしているんだ!

ガチャやドロップで手に入れた花騎士を合成などによって育成し、戦闘はオートで進行し、可愛らしいSDキャラが画面内を駆け回る(飛び回る)演出が特徴だ。

また、花騎士たちが織り成すシナリオパートも多数あり、大ボリュームのストーリーとなっている。

サービス開始から3年を超え、ゲームは洗練されてきており、そこそこの売り上げを上げているようなので当面サービスが続いていくであろう安心感もあるし、要望などへの運営者の対応の良さや詫び石のバラ撒きにも定評がある。

現在でも2週間に4キャラのペースで新キャラが実装されており、総キャラ数は500を超えている。

キャラクターにボイスは付いているが、オリジナルのブラウザ版はDMM GAMESにおいて全年齢版と同時に「R-18」版がリリースされており、その関係で声優は非公開となっている。

なお、全年齢版とR-18版のゲーム内容にはほとんど違いがなく(一部アレなシナリオを読めるかどうかだけ)、このたびリリースされたスマホアプリ版(※1)は全年齢向け仕様(※2)となっているので、健全な青少年にも安心しておすすめできる。
※1:Google Play版(Android)とApp Store版(iOS)に限る。DMM GAMESストア版(Android)はR-18。
※2:Google Play版とApp Store版はR-18要素がないのに加え、一部キャラ画像が修正されている。GoogleとApple許すまじ。

ただし「じゃぶじゃぶ」は計画的に!

ガチャ・課金について

本作が無課金でも快適にプレイできるかと聞かれれば、「できる」。

ただし、キャラを選ばなければ、の話だが。

キャラはドロップでも入手できるが、ほとんどは低レアリティで強くないため(それでも序盤の戦力としては十分だが)、強いキャラを手に入れるにはガチャを回す必要がある。

そのガチャに必要な「華霊石」というゲーム内通貨は100個で100円となっており、ガチャは1回につき華霊石500個、または11連ガチャでは華霊石5000個が必要である。
※2018年6月に華霊石の販売レートが変更された。従来は華霊石1個で100円、ガチャは1回につき華霊石5個が必要であった。

華霊石はゲーム内でそれなりに手に入るうえ、運営がログインボーナスや「お詫び」としてたびたび大量の華霊石を配布するため、月に何回かは11連ガチャを回せるであろう。

この「詫び石」の配り方が半端ではなく、2018年7月にあった2週連続の障害発生では、合計で1万個もの華霊石が配布されたほか、たびたび発生する(それもあまり致命的でもない)不具合に対する詫び石、ニコニコの公式生放送でカメラの手振れがひどかったという理由でも詫び石、さらに「去年のイベントでの不具合」と称して「身に覚えのない」詫び石、など……

運営は石を配りたくて仕方ないのでは? と思えるほどの大盤振る舞い、常時バラ撒きである。
よほど儲かっているのか……

「じゃぶじゃぶ」とは、運営の投石状況のことだった……?

というわけで、時々ガチャを回す分には無課金でも石に困ることはないと思われる。

が、問題はガチャでのレアキャラの排出率だ。

最高レアリティである★6の排出率は合計0.5%、そこらのソシャゲと比べるとかなり厳しい確率となっている。

幸いにして本作は難易度が低めなので、イベント任務のクリア&報酬の全獲得などに★6キャラは必須ではないとみられている。
あれば楽だが。

また、イベント任務の周回も「スタミナ」を華霊石で回復するほどではないので、その点での課金は不要である。

しかし本作がキャラゲーである以上、気に入ったキャラを使いたいというのが心情である。

★6のキャラに一目惚れし、なんとしてもそのキャラを入手したいとなれば、運が良くない限り万単位での課金は不可避であろう……

★5のキャラであっても、ガチャでの排出率は6%であるものの、★5キャラは種類が非常に多いため、特定のキャラをガチャで引き当てるのは逆に難しいという、通称「金沼」が存在するという。
※プレイヤーは★5のことをカードの背景色から「金」と呼んでいる。ちなみに★6は「虹」。

重課金のプレイヤーはともかく、数千〜数万円程度の微課金・軽課金プレイヤーには、5000円で購入できる「スペシャルチケット」付きのガチャがおすすめだ。

このガチャには華霊石は使えず直接課金のみだが、5000円で11連ガチャを回せるうえ、「すべての★5・★6キャラの中から好きなキャラを一人もらえる」スペシャルチケットが1枚付いてくる、非常にお得なガチャだ。

このガチャの購入は期間限定かつ1回限りだが、時々新たに販売されるので、軽課金プレイヤーのみならず重課金プレイヤーにとっても心強い味方となっている。
※1種類のみ、この種類のガチャが常設されているので、いつゲームを始めても購入することができる(1回限り)。

また、華霊石ガチャで★5以上の入手済みのキャラが手に入った(かぶった)時にもらえる「虹色メダル」を300枚集めることで、好きな★6キャラを一人もらえるという救済措置がある。
この300枚が無課金ではものすごく遠いのだが……

まとめると本作は、キャラを選ばなければ無課金でも快適で、特定のレアキャラを使いたければそれなりに課金が必要なゲームだ。

リセマラについて

ブラウザ版ではDMM GAMESの仕様上リセマラはかなりやりにくかったのだが、アプリ版では普通にリセマラが可能になっている。

しかも、事前登録キャンペーンや事後登録でももらえるお詫びなどで大量の華霊石(とガチャチケット)が配布されてしまったので、開始直後にいきなり100回以上のガチャを回せるという、リセマラ天国に見える。

しかし、本作のリセマラは別の意味で難しいと言わざるを得ない。

その理由の一つは、最高レアリティの★6キャラだけでも100人以上存在すること。

その中でも特に強いキャラを、と言いたいところだが、本作ではキャラの強さを5人のパーティ単位で論じなければならないので、一人や二人だけで★6キャラの強さをあれこれ言っても仕方ないのだ。

しかも★6キャラは頻繁にテコ入れがされ、上方修正で別人レベルに評価が変わるキャラもいるので、今日の弱キャラは明日の強キャラかもしれない(逆もある)ので、リセマラの労力がある日突然無駄になるかもしれない。

実例1:「ハナミズキ」はかつて★6最弱と言われていたが、今では「ソーラードライブ特化パーティ」の必須キャラとまで言われている。
実例2:「デンドロビウム」はかつて最強キャラと言われていたが、今では周りの強化に若干取り残され、弱くはないものの独自の立ち位置にいる。

後のデッキ構築のことを考えて最強パーティの一部だけを先に入手する、というのなら悪くないが、最強パーティを検討してメンバーを選抜するのは初心者にとってはあまりに難しい。
俺でさえまだ★6キャラの半分もよく知らない。

★6キャラだけでパーティを構築するには、リセマラをしようがしまいが、どのみちかなりの課金か、年単位の継続的なやりこみプレイ(+幸運)が必要になる。

そして、上述の通り本作の難易度はそもそも低く、複数の★6キャラが攻略に必須という状況にはない。
いや、そういうステージもあるけど、そういうステージに行くことが必須でもない、自己満足の世界。

事前登録報酬(事後登録でももらえる)だけでも★6キャラを確定で二人入手できるし。

というわけでリセマラをするなら、「確定分を除いて★6キャラをどれか二人以上」というようにキャラにこだわらないか、「ガチャでピックアップ(排出率上昇)しているキャラが好みならそれを引くまで」というふうにピックアップ狙いでいくか、いずれにしろ簡単に済ませたほうがいいと思う。
え、好みのキャラがピックアップされていない? 俺と一緒に泣こう。

なにしろ、さっさと始めないと、サービス開始直後から続々配られてる詫び石を貰える数が減ってしまうからな!

デッキについて

害虫討伐に向かうには、花騎士を組み合わせて「デッキ」を作る。

討伐ステージには一つのデッキを出撃させることができ、デッキには最大で5人のメンバーからなる「パーティ」を最大4つまで編成できる。

ステージマップ内の移動(後述)と戦闘はパーティごとに行う。

パーティ内のキャラのステータス(HP、攻撃力、防御力)の合計から導き出される「総合力」という指数が、パーティの強さの目安となる。

討伐ステージの「推奨総合力」とは、そのステージに挑戦するのに適切な、デッキ内の全パーティの総合力の合計の目安であるが、キャラたちの度重なる上方修正やプレイヤー側に有利な仕様変更により、現在では実情に即していないともいわれるので、総合力が多少足りなくても挑戦していっていい。

また、強力な能力をもつ★6キャラをパーティに入れれば、それだけで難易度はけっこう下がる。

なお、パーティに各一人「リーダー」を指名するが、ステージマップ中での表示やボイス再生においてパーティの代表として振る舞い、戦闘には影響しない。

戦闘について

本作の戦闘はターン制で、基本的にオートで進行する。

戦闘は味方の1パーティ5人と、1〜3体の敵との間で行われる。

攻撃順は味方全員→敵全員であり、味方の中ではパーティ内の編成順(編成画面で左から)である。

攻撃対象は基本的にランダムとなり、選ぶことはできない。

味方全員の攻撃が終わり、敵が残っていると敵の攻撃が始まる。

敵の攻撃で味方キャラのHPがなくなると戦闘不能になり、パーティ全員が戦闘不能になると全滅となる。
※全滅にペナルティはないが、全パーティが全滅すると任務は失敗でやり直しとなる。

この流れを1ターンとし、敵か味方のどちらかが全滅するまでターンを繰り返す。

攻撃の際、通常攻撃の他に一定確率で「スキル」という強力な攻撃が発動する。

スキルはキャラごとに、ダメージ倍率(威力)と発動率が設定されている。

通常攻撃は敵1体を対象とするが、スキルには「単体攻撃」「2体攻撃」「全体攻撃」などが存在する。

また戦闘の際、キャラがもつ「アビリティ」が発動し、味方の能力が上がったり、与えるダメージが増えたりする効果を発揮する。

スキルとアビリティについての詳細は後述する。

バトル中にプレイヤーが関与できる唯一の要素が「極陽解放-ソーラードライブ-」だ。

敵を攻撃したときに1個〜数個の「シャインクリスタル」がドロップすることがあり、味方ターンの終了後に集計されて1個あたり2%の「光GAUGEゲージ」が溜まっていく。

これが100%以上になると、画面右下の「解放ボタン」を押せるようになり、押すと光GAUGEを消費して「ソーラードライブ」を発射することができる。
通称「ソラビ」、もしくは「禿げビ」。また髪の話してる……

ソーラードライブを発射すると敵全体に大ダメージを与えることができる。

光ゲージは300%まで溜めることができ、200%以上溜まっている時にソーラードライブを使用すると、100%単位でまとめて消費され、そのぶん威力も倍増する。

解放ボタンはゲージが100%以上あればいつでも押せるが、実際に発動するのは戦闘開始直後か味方・敵のターンが終わった直後(押した後の最初のタイミング)である。

ソーラードライブをタイミング良く使いこなすことも勝利のために重要となる。

討伐・スタミナについて

討伐とは、世界に害なす存在である害虫を退治しに行く、花騎士の基本にして最大の仕事だ。

討伐では「スタミナ」を消費して、害虫が待ち構える「ステージ」に出撃する。

本作において、スタミナは3分ごとに1だけ自然回復する。

本作の戦闘はイベントも含め、ほとんどが討伐ステージで行われる。

他の多くのソシャゲと同じように、本作でも「討伐に出撃」→「スタミナを消費」→「スタミナ回復待ち」という流れでプレイすることになる。

討伐をクリアすると「団長経験値」を得られ、これが一定量溜まると「団長レベル」が上がり、その時スタミナが全回復するとともにスタミナの上限値も上がる。

全回復といっても、「レベルアップ後の上限値の分だけ回復する」のであり、上限を超えた分も保持される

ゲームを始めてしばらくの間はすぐに団長レベルが上がるので、スタミナが上限値を下回らないどころか、上限値を無視してどんどん増えていく。

スタミナが上限値以上になっている間は、当然ながら時間によるスタミナの自然回復がなくもったいないので、団長レベルの上昇によるスタミナの回復が追い付かなくなってスタミナが上限値を下回るようになるまで討伐に出撃しまくるのが望ましいが、おそらく結構な時間がかかるだろう。

団長レベルが上がるとできることも増えていくし、何よりスタミナ上限が増えると寝ている間にスタミナが溢れることもなくなるし、スタミナをたくさん溜めてまとめて使えるようになり、プレイにも生活にもゆとりが生まれるので、ある程度やり込みたい人は団長レベル100くらいまでは集中的にプレイするのがおすすめではある。

団長レベルを効率よく上げるには、スタミナ当たりの団長経験値の効率がいい討伐ステージに出撃することが重要となる。

「メインストーリー任務」や「キャラクタークエスト」は効率がいいが、報酬目当ての「スペシャル任務」や、やり込み要素である「特殊任務」などは効率が悪い。

イベント任務は「初級」はやや効率がいいが、それ以外はあまり効率が良くないので、団長レベルを上げたいときはイベント攻略はほどほどにすべきだ。
※ここでいう効率とは「団長経験値の効率」であり、イベント収集アイテムの効率では初級より上級や最上級のほうが上回る。

とはいえ、本作のイベントはイベント報酬の全回収にそれほどの周回を要求されない。

時々「消費スタミナ30%オフ」のキャンペーンが開催されるので、そういう機会を狙って集中的に周回して団長レベルを上げるのもおすすめ。

特にイベント任務がスタミナ30%オフの対象となると、イベント「初級」がメインストーリー任務を超える経験値効率と、イベント周回を兼ねるおいしいステージになるが、スタミナ消費が少なすぎて、かなりのプレイ時間を要求されるのでガチ勢or暇人向け。

討伐ステージ・マップについて

本作のステージマップは「すごろく」のような形式になっている。

自分のパーティ(最大四つ)と助っ人(後述)の合計5パーティが、「コマ」としてステージに配置される。

討伐を「スタート」すると、第1パーティから順に、マップに引かれたラインに沿って移動を始める。

マップ上のスタート地点は複数ある場合があり、スタートする前にパーティのアイコン(リーダーのSDキャラ)をドラッグ&ドロップしてスタート地点を変更できる。

マップには「マス」があるが、一度に移動する距離はマスには関係なく、パーティの「移動力」によって決まる。

移動力はキャラごとに設定されていて、キャラのレベルアップによっては変わらないステータスとなる。

パーティ内の全キャラの移動力の平均値が、そのパーティの移動力となる。

パーティが移動して、ステージ上の「パネル」のあるマスに到達すると、そのパネルに応じたイベントが発生する。

「害虫パネル」と「ボス害虫パネル」が戦闘の起こるマスであり、そのほかにもさまざまなマスが存在する。

第1パーティが移動し終えると第2パーティが移動し始め、全パーティが移動を終えると再び「進む」ボタンを押して移動を続ける。

「進む」かわりに、画面右上の「撤退」ボタンを押すことで、ドロップ品や経験値を諦めて討伐を中断することができ、その際消費したスタミナは返却される

害虫を倒しながらスタート地点からゴール地点に移動し、ゴールに到達するとステージクリアとなる。

討伐任務には「勲章報酬」というものがあり、ステージをクリアするだけでなく、「すべての害虫を討伐」「すべてのボス害虫を討伐」などの条件をすべて満たすことで、華霊石などの報酬を得られる。

勲章報酬を貰えるのは各ステージで一度きりなので、どのステージも一度はすべての害虫・ボス害虫を倒してクリアしたほうがいい。

1パーティだけではすべての害虫パネル・ボス害虫パネルを通ることができない場合が多く、その場合は複数のパーティで手分けしてステージを回る必要がある。

スタート地点が複数存在するマップも多く、スタート前に各パーティのアイコンをドラッグ&ドロップしてスタート地点を個別に変更することができる。

ステージ上にはランダムまたは交互に分岐するポイントがあり、運や編成次第で必ずしも勲章報酬を獲得できない場合もあるが、スタート地点やパーティの移動力を調整して確率を高めることはできる。

注意点だが、いずれかのパーティが最初にゴール地点に到達すると、残りのパーティは害虫パネル・ボス害虫パネルを素通りしてゴール地点に向かってしまい、勲章報酬を逃す要因となる。

パーティは自分のデッキの第1パーティから順に移動することと、パーティごとの移動力に注意して、時にはパーティの順番や移動力を調整するためにデッキを組み替えるなど、試行錯誤が必要になる。

討伐に出撃する際、他のプレイヤーのパーティから一つを選び、「助っ人」として連れて行くことができる。

「助っ人」の力を借りれば、自力で用意できない移動力を活用したり、自力ではとてもクリアできないような難易度のステージをクリアできたりする。

助っ人を提供してくれるのは自分の団長レベルに近いプレイヤーだが、戦友(フレンド)がいれば常に助っ人選択画面に表示されるので、団長レベルの高い人を戦友にしておくと有利なのは間違いない。

本作には初心者を助けることに喜びを感じるベテラン団長が多いので、高レベルの人を見かけたら積極的に戦友申請をするといいと思う(嫌なら断られるだけだし)。

序盤のキャラ入手について

無課金で手に入る華霊石には限りがあるため、初心者はしばらく★5以上のキャラが少ない状態を経験することになる。

ゲーム開始時に特定の4種類の★4キャラのいずれかを入手できるので、まずはそのキャラを戦力の中心にしよう。

しばらくプレイしていると、★2だがLv.40のキャラをいくつかもらえるので、こちらもキャラが揃うまでは活躍してくれる。

序盤のステージでドロップするキャラは★2ばかりだが、序盤にはレベルさえ上げれば十分な戦力になるので、とにかく数を揃えよう。

イベントでは簡単な最初のステージをクリアするだけで、報酬の★5キャラ(しかも好感度99%)を入手でき、即戦力としては申し分ないので、忘れずに参加しよう。

また、ゲーム開始直後には「初心者応援ログインボーナス」により、何日かログインすることで★4や★5のキャラが確定で出るガチャのチケットを入手できる。

メインストーリー任務をこなしていけば華霊石が徐々に増えていくが、序盤の戦力アップを期待するなら安易なガチャはお勧めできない。

現状では隔週で開催される「昇華追加キャラ出現率アップガチャ」は、通常のガチャと違って★6キャラが全く出ないかわりに、★5キャラの出現率が通常の2倍である12%に設定されているうえに、ガチャに必要な華霊石が1回300個(11連で3000個)に割引されているため、初心者には非常にお勧めだ。

この「昇華ガチャ」では2キャラほどがピックアップ(出現率アップ)されているため、このガチャを何度も回すとピックアップキャラがかぶりまくるのだが、かぶった同キャラ同士を合成することで、「装備スロット」が一つ増え(最大4つ)、「スキルレベル」が(確定ではないが確率で)上昇し、強くなる。

あまりかぶらせまくっても意味がないので、せいぜい4回かぶる程度までガチャを回せば、その頃にはピックアップ以外のキャラを含めそれなりの数の★5キャラが手に入るだろう。

好みのキャラ(★6を含む)を狙って通常のガチャを回すのは、その後でも遅くない。

俺はゲーム開始からまだ2ヶ月半だが、2種類の「昇華ガチャ」を計100回ほど回し、その他の(有料を含む)ガチャの分も含めて、★5キャラのみでデッキ(20人)を編成するのに十分なキャラを揃えたし、今では★6キャラを狙って無課金石で本格的にガチャを回す余裕も出てきている(実際に入手もできた)。

ある程度の課金を厭わないなら、上記の「スペシャルチケット」付きの5000円ガチャで手堅く★6キャラを入手すれば、ゲームをさらに楽しめるだろう。

また「限定ステップアップガチャ」という、1回100円で5回だけ回せる初心者応援のガチャもあり、こちらは「2回目と3回目には★4以上が確定」「4回目と5回目には★5が確定」という内容になっており、また5回とも回すことで上述の「虹色メダル」が30枚もらえる。
たった30枚で何の役に立つ? というツッコミはさておき。

現在、スマホアプリ版の事前登録キャンペーンで、新規ユーザーにも既存ユーザーにも全員に、大量の華霊石を始め、新規★6キャラ「コルチカム」や、★5確定ガチャチケット、★6確定ガチャチケット(いずれも入手済みかぶりなし)がもらえるので、これから始めるユーザーの序盤のキャラ入手がかなり楽になっている。

それどころか、7月の「2週連続障害発生」の大量のお詫びの受取期間が来年初頭までの半年間に設定されていて、受取条件が「受取期間内に新規登録したユーザーも対象」となっていたり、そのほかにも何かと理由を付けて配布された華霊石が増えており、ぶっちゃけ事前登録キャンペーンの報酬が少なすぎると感じた運営が上乗せしたんじゃないのか、と疑いたくなるほどの大盤振る舞いである。

つまり、今始めたユーザーは序盤からかなり楽をできるだろう。

キャラを選ばなければな!

序盤の育成について

本作では討伐に出撃してもキャラのレベルを上げることはできない。

基本的には、合成専用素材である「強化霊 マニュ」をキャラに「強化合成」して経験値を獲得し、レベルを上げることになる。

マニュには★1「マニュ5才」、★3「マニュ20才」、★5「マニュ100才」があり、高レアリティほど獲得できる経験値が多いのだが、序盤にはこれらが不足しやすい。

イベントではこれらを報酬としてたくさん入手できるので、初心者もイベントに積極的に参加し、報酬をできるだけ手に入れたほうがいい。

ステージクリア時にたまに出現する「シークレットガーデン」という限定任務ではマニュを複数入手できるほか、水曜日と日曜日限定のスペシャル任務「強化精霊の大宴会」でもマニュを入手できるが、後者はややスタミナに対する効率が悪く、急ぎでなければお勧めはしない。

「強化精霊召喚キー」というアイテムを使えば、強化精霊の大宴会の「最上級」と同等のマニュを入手できるステージ「強化精霊の大召喚」をスタミナ不要で利用できるが、数に限りがある。

一方、強化合成には素材の他に、キャラのレベルに比例して「ゴールド」というゲーム内ポイントが必要になり、これは討伐で入手できるが、序盤には不足しやすい。

ゴールドをたくさん稼げる任務もあるのだが、ゴールド以外の効率が悪いので、これもあまりお勧めしない。

ゴールドはプレイしているとそのうち貯まるので、焦らずに育成していけばいいのだが、出費を抑えるのも重要である。

強化合成の費用を抑えるには、「キャラと同じ属性の素材を使う」「一度にできるだけ多くの素材を合成する(最大10個)」「合成の回数をできるだけ少なくする」「できるだけ上位の素材を使う」「高レベルになったら上位の素材で一気に最大レベルにする」これらを徹底することが肝心だ。

例:同じキャラにマニュ5才を2個、マニュ20才を14個、マニュ100才を10個合成する場合、以下の手順で合成すると最もゴールドを節約できる。
  「マニュ5才×2・マニュ20才×8」→「マニュ20才×6・マニュ100才×4」→「マニュ100才×6」

レベルを上げる以外の育成として、「好感度」というパラメータがあり、キャラに「贈り物」をすることで好感度を上げていくことができ、好感度に応じてステータスも上昇する。

好感度によるステータスの上昇はかなり大きいので、しっかりと上げることが望ましい。

また、好感度が100%になると、そのキャラとのウフフなイベント (※) デートシナリオを楽しめる!

※R-18版の話。ブラウザ全年齢版とスマホアプリ版には残念ながらない。ブラウザ全年齢版ではイベントのさわりだけ見られる。

他にも、「霊獣 アンプルゥ」という素材を合成すると、アンプルゥの種類に応じて、HP、攻撃力、防御力を上昇させることができる。

アンプルゥによるステータスの上昇は累積するが、各種100個ずつまでしか効果がない。

もっともアンプルゥはそれほどたくさん入手できるものではないが、最低でも毎日少しずつ入手できるので、お気に入りのキャラに投入していけばいいだろう。

アンプルゥはレベルが最大になった後でも合成できるが、その場合は合成にかかるゴールドが高額になってしまうので、ゴールドの節約を考えれば、できればレベルの低いうちから合成しておきたい。

アンプルゥの合成でもそれなりの経験値(マニュ5才と同量)を獲得するので、いずれにせよ大量のゴールドが必要になるのは変わりないが。

進化・開花・昇華について

キャラを最大レベルにした後は、「進化合成」によってキャラをさらに強化できる。

「進化済み」のキャラはステータスが上昇し、新たなアビリティ(後述)を習得する(一部を除く)ので大幅な戦力アップとなる。

また、★5以上のキャラは進化後に再び最大レベルにした後、さらに「開花合成」で強化できる。

さらに、一部の★5以下のキャラは「レアリティ昇華」によって★6仕様になり、★6キャラと同等の能力を得ることができる。
「俺の嫁が強くない問題」の救済策。

この辺りの仕様はレアリティごとに異なるため、以下の表にまとめる。

  ★2 ★3 ★4 ★5 ★6
最大レベル:
進化前/進化後/開花後
50/60/- 50/60/- 50/60/- 60/70/80 60/70/80
アビリティ習得数:
進化前/進化後/開花後
0/0/- 0/1/- 1/1/- 1/2/3-4 ※1 1/2/4 ※2
開花 (昇華後) (昇華後) (昇華後) あり あり
レアリティ昇華 ※3 進化後 進化後 進化後 開花後 -

※1:★5キャラのうち、イベント報酬やシリアルコードによって配布されるキャラは、通常の(ガチャで出る)★5キャラよりも全体的に性能が低く抑えられており、開花後にアビリティが増えないものもいる。ただし昇華後には等しく★6キャラの性能を得る。
※2:★6キャラの開花後アビリティは、往々にして複数の効果を一つにまとめているものがあり、実質的には4個以上となる。
※3:レアリティ昇華は現在一部のキャラのみ実装済み、随時追加予定。現在新規に追加される★5キャラは最初から昇華実装済み。昇華後のキャラは元★4以下の場合は★6進化後の状態、元★5の場合は★6開花後の状態になり、各種仕様は同じ状態の★6キャラに準ずる。

進化、開花、昇華はいずれも、行なうとキャラのレベルは1に戻る。

進化時には「好感度」によるステータスアップ効果が2倍になるので、好感度が十分高ければレベルが下がってもステータスはむしろ上がるのだが、開花時にはそういう仕様はないので、開花後はレベルを十分に上げないと開花前よりもステータスが低くなってしまう。

進化と開花には、レアリティに応じた専用素材とゴールドが必要となる。

これらの素材とゴールドも不足しやすいので、日頃からの備えと計画的な育成が必要となる。

例えば、花騎士には4種類の「属性」があり、進化素材と開花素材には属性に応じたものが必要となるので、同じ属性のキャラをたくさん育成しているとその属性の素材が不足し、他の属性の素材は余るというアンバランスな状況が起こりやすい。

また、花騎士には「所属国家」があり、開花素材には国家に応じたものも必要とされ、それらは入手が比較的難しいため、国家に偏りがあるとやや苦労することになる。

一方、レアリティ昇華は★6がなかなか手に入らない無課金勢の味方であるかと思いきや、そうでもない。

昇華には「虹の昇華石」というアイテムが大量に必要となるのだが、その実質的に唯一の入手法は華霊石を消費するガチャのおまけ(ガチャ1回につき2個入手)であり、ガチャを相当回さないと賄えないのだ。

「虹の昇華石」は華霊石300個で回せる「昇華ガチャ」でも通常と同数を入手できるため、たくさんほしい場合には昇華ガチャを利用するのも手ではあるが、昇華ガチャからは上述の通り★6が一切出ず、ピックアップキャラがかぶりまくるので、ピックアップキャラを昇華したいのでなければ、一度にあまりたくさん回すものでもない。

昇華に必要な「虹の昇華石」は元のレアリティによって決まり、そのキャラの装備スロット数やスキルレベルが強化されているとその分軽減されるが、★5《ガチャ限定》では680〜500個、★5《配布》では720〜615個、★4キャラでは730〜667個、★3キャラでは740〜719個、★2キャラでは750〜743個と、決して楽な道ではない。

★5キャラだと最少でガチャ250回(通常の11連ガチャなら石115000個!)で済むが、★5キャラの装備スロット数とスキルレベルを最大まで強化するのもそれはそれで大変である。

その苦労を無駄にしないために、昇華させるなら性能度外視でも使いたい嫁キャラにし、性能目当てでの昇華は(より性能の良いキャラが後から登場した時に後悔するから)熟慮するようにと言われている。
じゃぶじゃぶ課金するなら別。

なお、昇華するとせっかく強化した装備スロット数とスキルレベルがそれぞれ1に戻ってしまう。なんてこった。

昇華後のキャラの装備スロット数やスキルレベルを強化するには同キャラ同士の合成ではだめで、★6向けの専用素材を使ってのみ可能となる。

スキル・アビリティについて

「戦闘スキル」は、戦闘において攻撃時に一定確率で発動する特殊攻撃であり、それ以外の攻撃は通常攻撃とでも呼ぶべきものだ。

スキルの発動率はキャラによって決まっており、スキルレベルが上がると発動率も上がる。

スキルレベルは同じスキルをもつキャラ同士(ほとんどの場合は同じキャラ同士)を合成することで上げることができるが、確定ではない。

スキルは通常攻撃よりも威力が高いうえ、スキルによっては複数の相手を攻撃できたり、自身のHPを回復できたりする。

スキルを分類すると、「全体攻撃」「2体攻撃」「単体攻撃」「連続攻撃」「HP吸収攻撃」「変動攻撃」に分けられる。

「全体攻撃」「2体攻撃」「単体攻撃」はそれぞれ、「敵○体に〇〇倍のダメージを与える」という効果をもち、決まった数の敵に一定のダメージを与える。

全体攻撃はダメージ倍率が低いが、敵が3体の時は合計ダメージが最も多くなり、単体攻撃はダメージ倍率が高いので、敵が1体の時は最も多くのダメージを与えることができる。

「連続攻撃」は単体への攻撃をランダム対象に3回(一部スキルは2回)繰り返し、対象が分散するとそれぞれへのダメージは少なくなるが、集中するとかなりのダメージになるほか、残りHPの少ない敵にとどめを刺すのに向いている。

「HP吸収攻撃」は対象が単体であり、ダメージ倍率は「単体攻撃」より少し低いものの、与えたダメージの1割だけ自身のHPを回復する。

「変動攻撃」は全体攻撃であるが、敵の数によってダメージ倍率が変わり、敵の数が少ないほどダメージ倍率が高くなるが、対象数が固定のスキルよりはそれぞれダメージ倍率がやや低くなる。

敵の数はその時その場所によって異なるため、ステージごとに最適な組み合わせを試行錯誤することも必要である。

一方、「アビリティ」はキャラが持つ特殊能力であり、マップ上や戦闘中に効果を発揮する。

アビリティには「パーティメンバーの攻撃力アップ」や「敵の攻撃力ダウン」といった効果があり、多く組み込むことで討伐が有利になるばかりか、★6キャラの強力なアビリティを多数組み合わせれば圧倒的な戦力となる。

レアリティが上がればキャラのステータスやスキルの性能も上がるが、特にアビリティの差は非常に大きく、★6キャラの有用性は大きい。

パーティの作り方

キャラのアビリティは基本的にパーティ内で効果を発揮するので、アビリティの組み合わせを考えてパーティを組むことになる。

バトルではパーティの編成の左から順に攻撃するので、パーティ内での並び方も重要となる。

その並び方についてはある程度のセオリーがあり、以下の順に編成するのが基本とされる。

  • 全体攻撃 → 2体攻撃 → HP吸収攻撃 → 単体攻撃 → 連続攻撃 の順に編成する。
    ※変動攻撃は、「全体攻撃と2体攻撃の間」か「2体攻撃とHP吸収攻撃の間」に編成する。
  • 同種のスキルをもつキャラ同士では、攻撃力の高いキャラを先に配置する。

なぜこうなるのかというと、まず全体攻撃スキルは敵の数が何体であってもそれぞれに与えるダメージは同じであるため、敵ができるだけ多い時に攻撃するべきであり、最初に攻撃すると敵が最も多い時に攻撃できるからだ。

2体攻撃スキルも同様で、敵が3体の時は無駄にならないが、敵が1体の時は無駄が出るので全体攻撃キャラの次に配置する。

HP吸収攻撃と単体攻撃はいずれも対象が単体であるが、HP吸収攻撃を使う前に敵が全滅すれば回復効果が無駄になってしまうため、HP吸収攻撃キャラを先に配置する。

連続攻撃はいつ使っても無駄になりにくいが、複数の敵が生き残っていて、残りHPの少ない敵がいる場合はその敵にとどめを刺しやすいので、最後に配置する。

同種のスキルをもつキャラ同士では、攻撃力の低いキャラを先にすると、相手の残りHPによっては倒しきれずに後ろのキャラの攻撃を要してしまうが、攻撃力の高いキャラを先にすると、そのキャラが敵にとどめを刺し、後ろのキャラは別の敵を攻撃できる場合があるため、攻撃力の高いキャラを先にしたほうが無駄が少なくなる。

もちろん以上のセオリーはあくまでセオリーであり、状況によっては編成順を別途調整したほうが良い結果になる場合もあるだろう。

さて、以下ではアビリティの組み合わせによってコンセプトを持たせたパーティをいくつか紹介しよう。

以下のような、何かの方向性に特化した強力なパーティを作り上げるのが、本作での長期的な目標の一つになる。

1ターン目スキル発動確定パーティ

「1ターン目のスキル発動率が上昇」という効果をもつアビリティを組み合わせ、1ターン目限定でスキル発動率を100%以上にし、スキルの発動を確定させることをコンセプトとしたパーティ。

2ターン目以降にも継続してスキル発動率を上昇させるアビリティもあるが、とても100%には届かないため、1ターン目だけ100%以上を目指す。

本作では味方は(一部の例外はあるが)必ず先制なので、敵にターンを渡す前に倒してしまうことでダメージを受けることもなくなるこのパーティは極めて強力であり、誰もがまずはこのパーティを目指すことになる。

主なアビリティは一部の★6キャラがもつ「戦闘中、1ターン目のパーティメンバーのスキル発動率が1.65倍上昇」というアビリティで、このアビリティをもつキャラを同じパーティに二人編成すると、なぜそういう計算になるのかスキル発動率は合計で1.65+1.65=3.3倍になり、スキル発動率31%から発動を確定させることができる。

※★6キャラのほぼ全員はスキルレベル(後述)を最大にすると発動率は31%以上になる。発動率が足りなければ、別途「スキル発動率が1.2倍上昇」といったアビリティを追加して底上げする。

また、★5の「シンビジューム」だけがもつ「戦闘中、1ターン目のパーティメンバーの戦闘スキル発動率が2倍になる」というぶっ壊れアビリティもある。

かつてはこのように1ターン目のスキル発動率を100%以上にすることをコンセプトとしてパーティが組まれていたが、「1.65倍」のアビリティをもつキャラが増えた現在では、1ターン目のスキル発動率を100%以上にしたうえで、さらにいろんなことができるようになったため、パーティというよりギミックとして、長期戦を前提とする一部のパーティを除けばすべてのコンセプトパーティがこの戦法を採用している。

1ターン目で倒しきれないとジリ貧になってしまうという短所はあるが、この戦法があまりに強力なため、一部のステージでは対策されてしまったものの、ほとんどの場面では依然として強力無比であることに変わりはない。

クリティカル特化パーティ

「クリティカル攻撃発生率が上昇」や「クリティカルダメージが上昇」という効果をもつアビリティをたくさん組み込み、クリティカルを出しまくってダメージを増やすことをコンセプトとしたパーティ。

クリティカルが発生すると、それだけでダメージが1.5倍になるが、元々のクリティカル発生率は低いので、これをアビリティの力で大幅に伸ばすことでダメージが飛躍的に増える。

クリティカル率はなんと最大で80%まで上昇可能であり、この種のアビリティは所有者が多いので、メンバーの選択肢は多い。

そしてなんと、上記のように1ターン目のスキル発動を確定した上でクリティカル率80%を目指すこともできるのだ。

その場合のダメージはとてつもない数値になり、現状では最強のパーティとされている。

ソーラードライブ特化パーティ

「ソーラードライブの効果が上昇」という効果をもつアビリティを可能な限り組み込み、ソーラードライブのダメージを高めて必殺の一撃を放つことをコンセプトとしたパーティ。

本作のサービス開始時からしばらくはソーラードライブの使いにくさが目立っていたようだが、度重なる仕様変更により使い勝手が増したため、このパーティの有用性は急上昇している。

このアビリティの効果はすべて乗算であり、★6キャラがもつ「70%上昇」のアビリティを5人分揃えれば、合計でおよそ1.7^5≒14.2倍(1320%アップ)という恐るべき威力になる。

ソーラードライブを放つにはあらかじめ光GAUGEを溜めなければならないが、「光GAUGEが○%溜まった状態から討伐開始」というアビリティを組み合わせることでGAUGEを溜める必要を減らし、なんとこちらも「最初から300%」ということだってできてしまう。

ソーラードライブは開幕からいきなり放つこともできるし、敵の状態の影響を受けにくいため、敵が先制攻撃をしてくる一部のステージや、通常の攻撃では倒しきれないような敵に対して有用性が高い。

ソーラードライブで倒しきれない敵は、1ターン目のスキル発動率を100%にして押し切るのが鉄則でありお約束。

デバフ特化パーティ

「敵の攻撃力を低下させる」という効果をもつアビリティを組み合わせ、敵の攻撃力を最大限度である70%低下させることを目指すパーティ。

正攻法で倒しきれない強力な敵に対して長期戦に持ち込むことがコンセプトである。

ただ敵の攻撃力を下げるだけでは勝てないので、回避(後述)、HP吸収攻撃のスキルなどで継戦能力を補強する。

また、反撃(後述)や「攻撃力がターン経過に応じ上昇」というアビリティを組み合わせて攻撃能力も高める。

なお、本作には他にもデバフ効果が存在するが、本作でデバフといえば専ら「敵の攻撃力を低下させる」ことを指す。
なにしろ現状ではほかのデバフ効果でパーティを組むのは難しいから……

回避パーティ

「○%の確率で敵の攻撃を回避する」という効果をもつアビリティを活用し、敵の攻撃を可能な限り回避することをコンセプトとしたパーティ。

回避してしまえば、どんなに強力な攻撃もノーダメージで切り抜けられるため、難易度の高いステージも運次第で突破できるようになるのが魅力。

パーティの全員を回避効果持ちにして運ゲーを狙うのが基本だが、回避持ちを一人だけにして、「育成アビリティ」の「挑発」というものを活用して敵のすべての攻撃を回避持ちが引き受け、回避することで味方を守るという使い方もある。

この「回避挑発」戦法は一人で完結するのでどんなパーティにも組み込むことができる。

※残念ながら「挑発」を使用できるのは★6キャラに限る。つまり「★6の回避キャラ」を持っていないとこの戦法は使えない。

回避と相性のいいのが、上記のデバフのほかに、俗に「バリア」と呼ばれる「パーティメンバーがそれぞれ1回ダメージを無効化する」という効果をもつアビリティで、これにより1回は確実にダメージを無効化できるうえ、回避に成功した場合はこのバリアの回数を消費しないので、保険として安定性の向上に大きく寄与する。

また、「攻撃を受けた時、防御力を攻撃力に変換し反撃する」という効果をもつアビリティ(反撃と呼ばれる)は、攻撃を回避しても問題なく反撃することができ、運が良ければこちらから攻撃することなく相手を倒すこともできる。

回避アビリティの注意点として、回避率は最初の2ターンの間は高いが、その後はやや低くなるという点だ。

★6キャラの回避アビリティは、最初の2ターンは80%、その後は50%となっている。

回避とデバフに共通して言えるのは、長期戦になるので周回には向かず、普段使いしにくいこと。

基本的には、高難度のステージで他に攻略法がない時に使う戦法となる。

装備について

キャラには「装備スロット」があり、装備アイテムを装備することができる。

装備スロットの数は初期状態で一つだが、ベースキャラと同じキャラを素材として強化合成をすると、素材1枚につき一つ、最大四つまで増やすことができる。

装備を身に付けることによって、キャラの攻撃力や防御力が上がる。

特に通常は低くなりがちな防御力が大きく上がるのだが、本作において防御力の高さはダメージ計算にとってあまり重要ではなく、主に反撃アビリティの強化に役立つ。

装備には「指輪」「腕輪」「耳飾り」「首飾り」の四つのカテゴリがあり、同カテゴリの装備は一つずつしか付けることができない。

装備にもレベルがあり、花騎士と同じように合成によりレベルアップして効果を増加させることができる。

装備のレベル上げは、装備合成の専用素材があまり手に入らないので、装備同士を合成することも行われる。

装備同士の合成では大量の装備が必要になり、また合成回数が多くなることから費用もかさむので、少しでも費用を抑えられるように効率の良い合成方法が研究されているが、長くなるのでここには書けない。

装備の合成は団長レベル40から解禁なので、それまでは装備自体や装備合成専用素材を集めて待っていよう。

装備は「レイドボス」(後述)がドロップする「装備ガチャ種」を消費して「装備ガチャ」を回すことで入手できるほか、イベントの報酬として入手できる装備はかなり強力であるので、やはりイベントには積極的に参加するべき。

装備ガチャから出てくる装備には「+1」〜「+10」(と無印)の11ランク(レベルではない)があり、ランクが高いほど効果も高く、高ランクの装備もそこまで入手しづらくはないため、そのうち「+10」の装備以外は必要なくなるだろう。

装備ガチャには「中級」と「上級」もあり、上位のガチャではより強力な装備が手に入る……と言いたいところだが、そもそも無印の「装備ガチャ種」よりも「中級装備ガチャ種」のほうが圧倒的に多く入手でき、「装備ガチャ=中級装備ガチャ」というのが実情だ。

また、上級装備ガチャで手に入る装備は、実は中級装備ガチャで手に入る装備より弱い。

よって、普段は中級装備ガチャしか回すこともない。

上級装備ガチャからごく稀に入手できる「EX」の装備はなかなか強力で、特殊な効果をもっているが、入手できるのは本当に稀、というかベテランでも1個も持ってない人が少なくないという……

キャラの装備スロットには通常の1〜4のスロットの他に「専用装備」の枠が最初からあり、そこには「キャラクタークエスト」のクリアで入手できるキャラごとの専用装備を付けることができる。

専用装備は「耳飾り」であるが、通常の耳飾りと一緒に装備することができる。

専用装備はレベルをMAXにした後、特定のアイテムを消費することで「進化」させることができ、進化させると装備の名前と見た目がキャラに合ったアイテムに変化し、効果が上がるほか、特殊な効果も付与される。

時々開催される人気投票イベントで上位に入賞したキャラには、特別な専用装備が実装されることもある。

いずれにせよ専用装備はそれほど強力ではないが、入手自体は簡単なので、キャラを少しでも強くできるものは活用したい。

レイドボスについて

「レイドボス」は、全プレイヤーで協力して倒す強大な敵である。

一部を除く討伐ステージをクリアすると、一定確率で「レイドボス」が出現する。

レイドボスには、スタミナではなく「レイドポイント」を消費して挑戦することができる。

レイドポイントは1ポイントだけでなく2ポイントや3ポイントを消費することで、味方の攻撃力を上げた状態で挑むことができる。

レイドポイントの上限は6ポイントであり、30分毎に1ポイントだけ自然回復するほか、団長レベルが上がった時にスタミナと同じく全回復する(上限は超えない)。

レイドボス戦では助っ人を使うことができず、自分のデッキの全パーティが順に戦闘し、レイドボスを倒すか味方が全滅すると挑戦終了となる。

レイドボスが出現した場合、自分で挑戦するかわりに「応援要請」を出して、他の団長に倒してもらうこともできる。

または自分で挑戦して倒しきれなかった場合にも応援要請を出すことができる。

応援要請は戦友限定または全体に向けて出すことができる。

他の団長が発見し、応援要請を出したレイドボスは、HOME画面の「レイドボス」ボタンを押すと一覧表示され、好きなものを選んで挑戦することができる。

レイドボスを出現させた人には「発見者報酬」、挑戦した人には「参加報酬」として「装備ガチャ種」(または中級/上級装備ガチャ種)が、それぞれもらえる。

発見者報酬よりも参加報酬のほうがもらえる種の数が多いが、発見者であっても自分で挑戦しないと参加報酬をもらうことはできない。

また、レイドボスには通常の害虫と同じようにレベルがあり、レイドボスを出現させた任務の難易度に応じてレベルが高いレイドボスが出現し、レベルが高いほど発見者報酬も参加報酬も多くなる。

ただし、Lv.40以下のレイドボスの報酬は無印の装備ガチャ種であり、Lv.41以上のレイドボスの報酬は中級装備ガチャ種であり、単純に報酬を比較することはできない。

レイドボスの一覧を見ていると、ほとんどが「タネホシードー」という名前のレイドボスであるのがわかるが、これはイベント任務で出現するレイドボスである。

ストーリー任務で出現するレイドボスのほうが、同じレベルでも「タネホシードー」より報酬が多い。

また、「タネホシードー」は最大でもLv.80であるが、ストーリー任務の終盤で出現するレイドボスには最大でLv.245のものがいる(執筆時点)。

ここで、参加報酬はあくまで参加報酬であって、レイドボスを倒す必要はないことに注意。

レイドボスを倒したかどうかも、ダメージを与えた量にも関係なく参加報酬がもらえるので、頑張って大ダメージを与える必要はないし、むしろ花騎士一人だけのデッキを作ってレイドボスに挑むと時間の節約になる。

また、レイドボスが倒されるとそいつに挑むことができなくなってしまうので、特に高レベルのレイドボスなど、一人でも多くの団長が挑戦できるように、できるだけダメージを与えないような弱いデッキで挑むという考え方もある。
この戦法は「猫パンチ」と呼ばれる。

ただし、レイドボスには制限時間があり、出現から2時間が経過しても倒されていない場合、逃亡されてしまい参加報酬を獲得できなくなる

誰もが猫パンチをしていると、高レベルのレイドボスは制限時間内に倒しきれない可能性があるため、少なくとも誰か一人は本気で殴らなければならないのだが、実際には高レベルのレイドボスほど多くの人が群がり、その中のガチ勢があっという間に倒してしまうので、せいぜい1〜2分しかもたないことがほとんどである。

よってレイドボスは「早い者勝ち」の性質があり、初心者は「寄生プレイ」等と気にせずに、遠慮なく猫パンチで参加報酬をおいしくいただくのがよいし、自分が発見した時も自分では挑戦せずに応援を要請するだけにするのがよい。

ちなみに俺は自慢ではないが、レイドボスに本気で挑んだことはこれまでほんの数回しかない。

高レベルのレイドボスとしては、Lv.240くらいの「憤怒ノ黒龍爪」をよく(あるいはたまに)見かけるが、上述の通り早い者勝ちであり、すぐにいなくなってしまうので、こまめにレイドボスの一覧を確認するのがおすすめだ。

Lv.80の「タネホシードー」の参加報酬は中級装備ガチャ種×189であるが、Lv.240の「憤怒ノ黒龍爪」の参加報酬は中級装備ガチャ種×881と、その差は大きいので、時間のある人はレイドボス一覧をまめにチェックして、レイドポイントのすべてを「憤怒ノ黒龍爪」等のLv.240以上のレイドボスだけに費やす……というのが効率だけを考えると最適ではある。

もっとも、そのやり方で中級装備ガチャ種を貰いまくっていると有り余ってしまい、ガチャで使い切るのも一苦労、ということにもなりかねない。

どこまで頑張るかは人それぞれであるが、「憤怒ノ黒龍爪」は張り付いていても出ないときは出ないので、あまり執着しすぎるのも考え物ではある。

また、かなりの低確率で出現する「タネモチィ」または「タネモチスギィ」というふざけた名前のレイドボスは、Lv.1でありながら通常のレイドボスに比べて発見者報酬、参加報酬ともにかなり豪華になっており、特に上級装備ガチャ種が報酬となるのは「タネモチスギィ」だけである。

これらのレイドボスはLv.1といっても実際にはかなり強いのだが、レイドボスの強さなんて誰も気にしていないだろうし、制限時間はたった5分しかないので、レイドボス一覧で見かけたらさっさと殴るべき。
HPはかなり少ないのだが、防御力が高いのか、どんな攻撃でも1ダメージかそこらしか与えることができない。

ちなみに「タネモチィ」にはLv.1のものしかいないが、その強さ(最大HP?)や報酬にはいくつかのパターンがあるので、報酬にこだわる人はあらかじめレイドボス一覧にある「報酬詳細」を確認しておくのがよい。

なお、高レベルのレイドボスの参加報酬では、必ずもらえる装備ガチャ種だけでなく、まれに装備合成専用素材が一緒にもらえることもある。

「タネモチィ」と「タネモチスギィ」の場合、この装備合成専用素材が必ずもらえるが、あまり強力な素材というわけでもないので、おまけ程度に考えるのがよい。
「タネモチスギィ」の場合、この必ずもらえる装備合成専用素材がまれに「ちょっといいもの」になるが、俺はこれまでに一度しかお目にかかっていない。

イベントについて

本作のイベントは、正式名称を「緊急任務」といい、期間限定で挑戦できるステージであり、専用ストーリーが付属している。
残念ながらイベントストーリーにはボイスなし。

開催期間は2週間で、代わる代わる新規実装されており、常時何らかのイベントが開催されていることになる。

イベントに合わせて新キャラも四人ずつ追加されており、この四人がイベントストーリーでは大活躍する。

イベントは1週間ずつの前半と後半に分かれ、それぞれに難易度「初級」「中級」「上級」「最上級」の4ステージがある。

イベント開始から1週間後に後半ステージが実装されるが、後半が始まっても前半ステージには出撃できる。

どのステージにも勲章報酬があり、華霊石や「強化精霊召喚キー」を入手できる貴重な機会となっている。

現在では、前半の初級ステージの勲章報酬としてイベント限定★5キャラ(新キャラ四人のうちの一人)を入手できる。
残りの新キャラはガチャで入手できる。新キャラがピックアップされたガチャが開催される。

このイベント限定キャラ、現在ではなんと同じキャラを二人入手できる。

一人は好感度が最初から99%となっており、初心者は即戦力として大いに活用できる。

もう一人は好感度が0%であるが、これは好感度を自力で育成したいベテランへの配慮といわれており、普通に不要なら売却して問題ない。
「絆水晶」が増えるよ! やったね!

典型的なイベントでは、イベントステージをクリアした時に手に入るアイテムを集め、そのアイテムを消費してイベント報酬を入手する、という流れとなる。

この収集アイテムをどのように消費し、どのように報酬を入手するかによって、イベントはいくつかのタイプに分類されており、攻略法はほとんど定まっている。

ソシャゲのイベントといえば、それなりの報酬を獲得するにはかなりのプレイ時間を要求されるのが普通だが、本作においては難易度的にもプレイ時間的にもかなり楽であるといえる。

イベントステージに出撃することをクリア条件とする「デイリークエスト」は、一日のうちに初級を1回、中級を1回、上級を2回、最上級を3回それぞれクリアすればコンプリートできるのだが、イベントの攻略もこれを目安とすれば、主なイベント報酬の全獲得も2週間以内にだいたい終わってしまう、むしろ過剰気味だ。

これに必要なスタミナは、自然回復を含めた無課金での回復量で賄える(どころか余裕で余る)ので、イベントの攻略に華霊石は全く必要ない
ランキングとかもないし。

初心者にとっては、上級や最上級の推奨総合力を見るに難易度はやや厳しいが、強力なパーティを「助っ人」として借りれば、全くの初心者でもイベント全制覇はさほど難しくない。

イベント報酬は前半と後半に分けて実装され、前半にはイベント限定キャラの装備スロット数とスキルレベルを上げるための合成素材が、後半にはイベント限定の装備が、それぞれ「目玉報酬」となる。

このイベント装備がかなり強力なので、必ず入手したい。

イベントステージをクリアした際、一定の確率で「ボーナスステージ」を発見することができ、挑戦には10分間の時間制限があるが、通常のイベントステージに比べて大量の収集アイテムと、キャラの強化合成専用素材、ゴールドなどがまとめて手に入る非常においしいステージとなっている。

イベントステージに出撃する際は、ボーナスステージが出現してもいいようにスタミナを十分に残した状態で出撃したほうがいい。
うっかりスタミナが足りない状態でボーナスステージが出現してしまった場合、「スタミナ回復蜜」は惜しまず使ったほうがいい。他に使う機会などほとんどない。

以下、イベントのタイプごとの簡単な説明。

カードめくり
「シート」上に「カード」がたくさん並んでおり、収集アイテムを消費して1枚ずつめくり、カードに書かれたイベント報酬を入手する。シートは複数あり、カードを一定枚数めくると次のシートに進むことができる(戻ることもできる)。すべてのカードをめくらない場合は何が出るか運次第だが、公式Twitterでヒントというよりほぼ答えが公開される。ヒントはカードの内容のアイテム名(またはその別名)の頭文字となっている。シートの進行状況に関係なくプレイできる「おまけシート」も出現するが、こちらの収集アイテム消費量はやや多め。
トレジャーラリー

「すごろく」のようなミニゲームをプレイする。収集アイテムを消費して「ナズポン」という福引を引き、出た数字(1〜4)の分だけ、四つの「ライン」(レーン)に分かれた「エリア」(ボード)のどれか一つのラインを進め、通過したマスにあるイベント報酬をすべて入手する。エリアは複数あり、道中にある特定の「目玉報酬」を獲得すると次のエリアに進むことができる(戻ることもできる)が、すべてのラインがゴールに到達するまで継続し、残りの報酬を獲得することもできる。「○ライン○マス進む」といった「特別マス」や、「ナズポンで確実に4が出るアイテム」など、戦略的な要素もある。
レイドボス
イベントステージでは「レイドボス」を「召喚」するアイテムを入手する。召喚するレイドボスはイベント仕様となり、これに挑戦することで「参加報酬」として収集アイテムを入手する。収集アイテムはゲーム内の「交換所」でイベント報酬と自由に引き換えることができる。参加報酬を獲得するのにレイドボスを倒す必要はないばかりか、自分で召喚する必要もなく、イベントステージに出撃する必要すらないため、初心者でも簡単に報酬をコンプリートできる非常にやさしいイベントとなっている。
イベントガチャ
収集アイテムを消費して、イベント専用の「ガチャ」を回し、出たイベント報酬を入手する。このガチャはラインナップと上限数が設定されている、いわゆる「ボックスガチャ」であり、「目玉報酬」を獲得した後は任意のタイミングで「ラインナップをチェンジ」することができる。ラインナップをチェンジすると次のラインナップに移行し、新たな報酬を獲得できる。ラインナップが進むごとに報酬が豪華になっていくが、ガチャ1回に必要な収集アイテムの消費量が増えるので、替え時が肝心となる。もちろん、すべてのラインナップを総取りすることもできるが、かなりの周回が必要となる。
はらぺこナーエ
「ナーエ」というキャラクター(かわいい)に「ごはん」(収集アイテム)を与えると、その個数に応じて、ラインナップの中からランダムで「お礼」としてイベント報酬を入手する。ごはんを一定回数だけ与えるとナーエの育成レベルが上がり、次のラインナップに進むことができる。以前の育成レベルのラインナップにお礼が残っていれば、育成レベルを戻ってごはんを与え報酬を入手することもできるが、育成レベルを上げることができるのは現在の育成レベルでごはんを与えた場合のみである。イベントアイテムの入手の仕組みとしては実質的に「ボックスガチャ」であるが、ナーエにごはんを与えると、報酬がもらえるのと同時にナーエの「EXP」と「属性のパラメータ」が加算される。このEXPと属性のパラメータに応じて、イベント終了時に強化合成専用素材「ナーエの感謝の気持ち」を入手できる。「ナーエの感謝の気持ち」の属性は属性パラメータが最も高いもので、合成で獲得できるEXPはナーエの累計EXPと同量となる。
スワンボートレース
イベントステージで入手できる収集アイテムをゲーム内の「交換所」でイベント報酬と自由に引き換えることができる。また、ミニゲームとして「スワンボートレース」が1日1回開催される。イベントステージでは収集アイテムの他に「BET用のアイテム」を入手でき、スワンボートレースの開始時刻までに勝者(1着)を予想して、BET用のアイテムを賭けることができる。なお、複数人もしくは全員に賭けることもできる。勝者を的中させると「BET数×オッズ」ぶんの収集アイテムを獲得する。着順はレースが行われるまでわからないが、何人かの花騎士とNZNが着順を独自の視点で予想するほか、すべての団長のBET状況が「注目度」として表示されるので参考にするとよい。なお注目度はオッズに影響しない。花騎士の予想には規則性があり、その規則の範囲内では嘘をつかないが、必ずしも勝者を完全に読み解くことはできず、しばしば2〜3人に絞り込んだうえで最後は運次第となる。「昨日はオッズ○倍が勝ったから今日は○倍はありえない」だの「今日は公式生放送の日だからオッズ100倍が勝つに違いない」のようにメタ読みをするのもまた一興。
人気投票
イベントステージで入手できる収集アイテムである「投票券」の累計獲得数に応じてイベント報酬を入手できる。このタイプのイベントは花騎士の人気投票を兼ねており、ゲーム内の「投票所」にて、投票券を消費していずれかの花騎士に何票でも「投票」することができる。全プレイヤーの投票数はイベント終了時に集計され、全体または各部門のランキングの上位に入賞した花騎士には、「別バージョン」のキャラが追加実装されたり、特別な「キャラクター専用装備」が実装されたりするなどの特典がある。あなたも是非、お気に入りのキャラに投票しよう! ただし、最上位クラスのキャラは少数の重課金プレイヤーの意向で決まっていると言っても過言ではない。アイドルの総選挙と同じだな。お気に入りのキャラがランク外でも泣かない。

知って得する情報

ここからは、知っているとちょっと得する情報と、知らなきゃ損するかもしれない情報を軽く紹介する。

●探索について

HOME画面にある「探索」ボタンでは、「探索ポイント」を消費することで、アイテムを拾いに行くことができる。

探索ポイントは2時間に1ポイントだけ自然回復し、上限は3ポイントなっている。

探索ではゴールド、ガチャ種のほか、スタミナと「各種アイテムから一つ」を獲得できる。

このスタミナ回復は無視できない量であるため、可能な限り活用したいが、このスタミナ回復ではスタミナの上限を超えることができない。

1回の探索でのスタミナ回復量は、0のこともあれば、最大で72まで確認済みである(俺調べ)。

上限から溢れるともったいないので、探索する際にはせめて50くらいはスタミナの空きを作っておくことをおすすめする。

探索ポイントは団長レベルアップ時に全回復するので、レベルアップ前には忘れずに消費すること。

●庭園・鉢植えについて

HOME画面の「庭園」ボタンから「庭園」画面に移動することができる。

庭園では持っているキャラのSDやその他のインテリアエクステリアを配置して、庭園を飾ったりキャラを愛でたりすることができるが、エクステリアのうち「植木鉢」を配置すると、勝手に生長して4時間後に花を咲かせる。

花が咲くと「害虫」が寄ってきて、これを1クリックで捕獲して「害虫図鑑」に登録することができる。

また、このときゴールドや「庭園メダル」、それから多少のスタミナを獲得できる。

害虫を捕獲すると植木鉢の花はなくなるが、4時間後には再び生長し、何度でも花を咲かせる。

探索に比べて植木鉢から得られるスタミナは多くはないが、もらえるものはしっかりともらっておこう。

こちらもスタミナ上限を超えて回復しないので注意。

なお、植木鉢は庭園に5個まで設置できる。

序盤には植木鉢を買うゴールド(または庭園メダル)も安くはないが、スタミナのために早いうちに5個買って設置しておくほうがいい。

※スマホ版では庭園は未実装だが、植木鉢のチェックと回収だけは実装してくれた! 運営ありがとう!

●クエストについて

クエストとは、条件を達成すると報酬としてアイテムなどがもらえるシステムのことだ。

クエストには、毎日午前4時にリセットされる「デイリークエスト」と、毎週月曜の同時刻にリセットされる「ウィークリークエスト」、キャラクターとの特別なストーリーを楽しめる「キャラクタークエスト」などがある。

ものすごくいい物がもらえるわけではないが、ちりも積もれば山となるというわけで、条件をチェックして毎日しっかりと達成しよう。

連続する同種のクエストで回数が持ち越しとなるものは、ほとんどの場合、規定回数を超えた分が繰り越されるので、まとめて達成することもできて安心。

ただ、デイリークエストには花騎士の「強化合成」4回を条件とするものや、「プレゼント」4回を条件とするものがあり、素材や贈り物がたくさんあるときに全部使ってしまうと、翌日に足りなくなってクエストが達成できなくなってしまう場合もある。

また、強化合成やプレゼントによる強化には限度があるので、長くクエストを達成し続けるために毎日少しずつにとどめる、というやり方もある。
クエストのためとはいえ、どうでもいいキャラを強化合成してプレゼントをあげる、というのももったいないし。

●高難度任務について

本作の難易度は全体的に低いが、中にはベテラン・ガチ勢向けの高難易度な任務もある。

そういったものは「推奨総合力」がかなり高く設定されているので見ればわかるが、中には「助っ人」を活用できないなどの制限が課されている場合もあるため、普段助っ人の力で難しい任務をクリアしている初心者は注意すること。

具体的には「極限任務」「特殊極限任務」「クジラ艇任務」や、「特殊任務」などにある最上級を超える「極限級」「EX級」「EX破級」、またイベントの前半/後半の最上級をクリアした後に出現する「チャレンジステージ」などである。

これらはやり込み要素であり、初心者が早々に手を出す必要はないが、ゲームに慣れてきたら一度挑戦してみてもいいだろう。

数か月間プレイしていればクリアできるようになる……かもしれない。

俺はまだ「極限」には手を出していないが、そろそろ「クジラ艇」に挑戦してみようと思っている。

クジラ艇任務は、通常の任務と違ってデッキに40キャラも編成しなければならず、頭数を揃えるのは一苦労といえる。

俺の好きなキャラ紹介

さて、ここから先はリラックスして、俺の好きな花騎士を紹介するから見てくれ。

性能よりもキャラ重視、好み全開で、主に俺が持っているキャラを紹介。

ロリ貧乳キャラが多いのは仕様です!
(俺は貧乳原理主義者です)

花騎士にはナイスバディなお姉さんなどもたくさんいるのでご安心を。

※画像はPCブラウザ版のものです。Google Play版とiOS版では大人の事情で一部修正されている場合があります。

●チェリーセージ(★5、昇華実装済み)

チェリーセージ(進化前)
チェリーセージ(進化前)

ストーリー任務のかなり序盤に登場し、俺が一目惚れしたロリ花騎士。

騎士団ではなく輸送任務を請け負う「アカシア隊」に所属する花騎士だが、団長の下では騎士団として共に害虫を討伐することもある。

チェリーセージの花言葉は「燃ゆる思い」で、彼女自身も熱い心をもち、好きな言葉は「ど根性」。

その一方で、いつも真面目で言葉遣いも丁寧、自分の任務の失敗を顧みず目の前の困っている人を助けることを優先する優しさを併せもつ、とにかくとってもいい子。

俺は日頃の行いがいいので、プレイ開始からそれほど経たずにガチャで入手することができた。

性能的にはデバフアビリティと吸収攻撃スキルで長期戦に向き、特にボス戦でバフがかかるので強敵との戦いで実力を発揮する。

●デージー(★6、別バージョン★6あり)

デージー(進化前)
デージー(進化前)

見るからに幼い容姿をしたガチロリ花騎士。
ピンクロリは最高なのだ!

花言葉の「無意識」「無邪気」の通り、天真爛漫でいつも元気いっぱい。

一方で「〜なのだ」「〜なのだよ」という変わった口癖をもち、三人称視点のような語り口で話すなど、幼い外見に似合わない部分もある。

年長に見える花騎士に対し、無邪気ゆえに無慈悲に「おばさん」と呼んでしまうことがあるが、本人に悪気は全くないし、そもそも悪口だとは認識していない様子。無意識なのだ!

俺はこの子を「スペシャルチケット付きガチャ」(5000円)のチケットで入手した。

性能的には、「1ターン目スキル発動率1.65倍上昇」と「クリティカル発動率+クリティカルダメージ上昇」のアビリティを持ち、「1ターン目スキル発動確定」の「クリティカル特化パーティ」で採用される。

まぁ、★6なので弱いはずがない。

●ビオラ(★6、別バージョン★6あり)

ビオラ(進化前)
ビオラ(進化前)

デージーに輪をかけて幼く見える、超ロリロリ花騎士。

花言葉は「少女の恋」だが、「恋」がわかる年齢には見えない。

スミレという先輩花騎士を「お姉ちゃん」と呼んで慕う、純粋で健気な幼女少女で、「ふにー」が口癖。すごくあざとい。
スミレもちゃんと持ってるよ! 同じパーティには入れてあげられないけど。

この子はピックアップされているガチャを66連で運良く入手した。

性能的には、デージーと同じく「1ターン目スキル発動率1.65倍上昇」をもつほか、1ターン目に高倍率の全体バフがかかるので、デージーと同じパーティに入れて1ターン目に特化したロリパーティを結成できる。

というか俺はそうした。★6は惜しまず集中運用。

●ハナミズキ(★6、別バージョン★5あり)

ハナミズキ(進化前)
ハナミズキ(進化前)

外国人風のなまりのある、帰国子女風の花騎士。

出身地のなまりであるらしく、よく英語交じりで話している。この世界っていったい……

花言葉の「私の思いを受け止めて」の通り、団長にストレートな思いをぶつけてくれる。

なかなかスタイルが良いように見えるが、実際は見た目より幼いらしい。

この子は「虹色メダル付き5連ガチャ」(1000円)を5回ほど購入し、その他の方法で入手したものと合わせた虹色メダル300枚と交換して入手した、俺にとって初の★6キャラ。

当時の手持ちの僅かなキャラ資産と相談し、「ソーラードライブ特化パーティ」を編成することにしたため、その手のパーティにおいて必須級といわれているハナミズキを選んだのだが、キャラ自体もかなり気に入っている。

「討伐開始時の光GAUGEが100%上昇」という、現状では唯一無二のアビリティをもつ。

●アイビー(★5、別バージョン★6あり)

アイビー(進化前)
アイビー(進化前)

見た目で想像できるだろうが、邪気眼中二病の花騎士。

とはいえ、ツンデレであったりすぐに素が出てしまったりと、あまり徹底していない模様。

花言葉は「不滅」「不死」といった中二病っぽいもののほか、「死んでも離れない」というものもあり、実際に彼女はハグ魔である……胸が当たる!

いったいどうしてこの貧乳原理主義者である俺が、こんな巨乳キャラのことが好きなんだろう。楽しいキャラではあるけど。

この子はプレイ開始時になぜか二つ持っていた「★5花騎士の封印石'15」というチケットで入手した。
なぜかって……詫びだよ。俺がプレイを始める前のね。

性能的には、実に汎用的な全体バフとスキル発動率1.2倍、それにソーラードライブ効果アップをもち、俺はハナミズキやスミレお姉ちゃんたちと一緒に「ソーラードライブ特化パーティ」を編成している。

●ジャーマンアイリス(★5、別バージョン★5あり)

ジャーマンアイリス(進化前)
ジャーマンアイリス(進化前)

見た目は魔法少女といった感じで、実際に彼女は魔属性なのだが、実は熱血スポ魂少女な花騎士、あだ名は「ジャイリス」。

武器は手に持つ魔法の杖のようなもの……の先端に付いている「玉」で、それを投げつけて攻撃する。杖はその玉を打ち返すスポーツ(!?)に使う。
魔球「ゲルマニオンファイヤー」の使い手。

この新しいスポーツは彼女自身の考案で、「ベイボール」という。

花言葉は「燃える思い」、しかしそれが顔にも声にも出ないため、他人に伝わらないのが悩み。

この子はアイビーとスミレを持っていた俺が「ソーラードライブ特化パーティ」を編成しようと決めた後、「★5花騎士の封印石'15」で入手した。

性能としては、高倍率のソーラードライブ効果アップと、光GAUGE上昇をもち、★5の中ではトップクラスのソーラードライブ性能を誇る。

●クコ(★6)

●ステラ(★6)

●サワギキョウ(★5・昇華実装済み)

●クルクマ(★6)

●ハナモモ(★6/★5版あり)

●ネリネ(★6/★5版が特に好き)

持ってないけど好きなキャラを列挙。
全部ロリ。

★6ばっかりや……(絶望)

ロリは★6に多いからな……

近日中にもらえるチケット2枚で★5キャラが手に入るから、とりあえずサワギキョウちゃんとネリネちゃん(★5版)をもらうしかない。

まとめ

花騎士はいいぞ。

難しいことをあまり考えず、好きなキャラをひたすら愛でられるのがいい。

というわけで、最近はこのゲームをいちばんプレイしているのでした。

なにげに今まで内緒にしてたんだけどね。

これからはTwitterでも花騎士のことを呟きまくると思う。

俺はソシャゲに対しても一途なので、これから当面の間続けていくつもりだ。

花騎士流行れ! 流行れ!

※ゲーム内の戦友は受け付けていない。Twitterでの花騎士仲間は受け付けているのでフォローよろ!

P.S.

事前登録報酬の★6確定チケットガチャの結果は「デンドロビウム」師匠だった。
師匠可愛いよ師匠!……服が。

「シンビジューム」(弟子)を持っているので同じパーティに入れた。
※かつては最強コンビと呼ばれたほどシナジーがある。