予告通り、後編。

前回の記事に引き続き、『ゼノブレイド2』の魅力とかを多少のネタバレありで紹介していく。

重大なネタバレは「折りたたみ」で隠し、核心に触れるような情報はそもそも書かない方針で。

この記事と前回の記事は、ゼノブレ2の未プレイ者に面白さを伝えるのと、プレイしている人に様々な要素を説明するのと、両方を目指している。

で、ほとんどの要素は前回の記事で紹介し終わったので、今回は主要キャラクターたちを紹介していきたい。

文量的には、前回の記事でもう7割くらいは終わっていると思う。

というわけで、今回は残りの3割となるか、もしくはこっちも伸びて4割にも5割にも膨らむか、その辺りについてもお楽しみに?

はじめに

キャラクター以外のこと、つまり世界観とか、ブレイドのこと、戦闘のことなんかは前回の記事で紹介した。

前回の記事を読んでない人は、ぜひ読んでみてほしい。

今回の記事は、一応あちらから先に読むとわかりやすいように書いているが、その辺りの説明が不要な人はどちらから読んでも。

前回の記事はこちら。

レックス

レックスは本作の主人公で、見た目は中学生くらいの少年。

“じっちゃん”と呼ぶ小型の巨神獣(アルス)の背中に小屋を建て、故郷を離れ雲海でサルベージを生業に暮らしている。

サルベージで得た品をアヴァリティア商会で売却し、儲けの中からリベラリタス島嶼群にある故郷の村に仕送りしている、若くしてできた少年である。

サルベージャーとしての実力は高く、ある日大きな仕事を破格の報酬で任されるが、それがすべての始まりとなる。

引き上げた古代船の中で封印された“ホムラ”とその剣を発見するが、剣に触れた瞬間、依頼人の“シン”に殺されてしまう。

しかしホムラの不思議な力により、ホムラの命を「半分」分け与えられて復活し、以後はホムラと命を共有するドライバーとして「楽園」を目指す冒険に旅立つ。

しかし、世界を滅ぼす力をもつと言われる「天の聖杯」であるホムラを狙う勢力や、大国間の争いなどに巻き込まれていく。

ドライバーとしては新人であるため知らないことも多いが、サルベージで出くわすモンスターと戦うこともあるため、武器の扱いには元々慣れている。

正義感が強くまっすぐな性格だがお人好しで、困っている人を放っておけない。

無用な争いは好まず、敵であってもできればとどめは刺さず、相互理解で解決しようとする。

セイリュウ(じっちゃん)

“じっちゃん”ことセイリュウは、小型の巨神獣で、レックスの育ての親のような存在。

背中にレックスと小屋とクレーンを乗せ、雲海の大海原を移動しながら暮らしてきた。

「聖杯大戦」の頃から生きており、知識や経験も豊富で、レックスたちの冒険を助ける。

今ではおじいさんだが、聖杯大戦ではホムラとともに戦っていたらしい。

ストーリーの冒頭でピンチのレックスたちを助けるため大立ち回りを演じるが、その時に受けたダメージが元で体が小さくなり、レックスのヘルメットに入るサイズとなってしまう。

その後はヘルメットに収まり、レックスの耳元で、時に口うるさくアドバイスを飛ばす。

セイリュウという名を持つが、その名で呼ぶのはホムラくらいである。

ホムラ/ヒカリ

ホムラは、武器「聖杯の剣」をもつ攻撃ロールで火属性のブレイド。

神が作ったとされる特別なブレイドで、「天の聖杯」と呼ばれ、翠玉色のコアを持つ。

容姿は大学生くらいの少女で、レックスより背が高く、お姉さんというより母性すら感じる雰囲気をもつ。

天の聖杯の名の通り、ブレイドとしての力は底知れないものがあるが、秘密もあるようで、冒険の中で少しずつ明かされていく。

例えば、火属性なのに水を浴びても力が衰えないのは、実はホムラ自身は火属性ではないからだと言うが……

性格はおっとりしており、レックスなど多くの人に対して名前は呼び捨てだが丁寧語で話す。二人称は「あなた」。

年長者?であるセイリュウは「セイリュウさん」と呼び、トラとハナはそれぞれ「くん」と「ちゃん」を付けてタメ口で話す。

ヒカリは、同じく武器「聖杯の剣」をもつ攻撃ロールの、光属性のブレイド。

ホムラの「もう一つの姿」で、ホムラとは髪の色も性格も武器の見た目も大きく異なるが、同一個体である。

クリックしてヒカリの詳細のネタバレ展開【序盤】
実はこちらが本来の姿であるが、古代船に封印された時点ではホムラの姿になっていた。

二つの姿は別人格であり、いつでも入れ替わることができ、記憶は共有され、また二人で会話をすることもできる。

ヒカリはホムラ以上の能力を持ち、たとえば近い未来を予想する「因果律予測」を戦闘でも使用する。

また、「セイレーン」と呼ばれるデバイスを使役し、上空から必殺の重粒子砲を放つ攻撃(必殺技レベルIV)をもつが、これは屋内や洞窟内など空に面していない所では使用できない。

ホムラはヒカリが作り出した姿で、火属性の力を使うのに自身が火属性でないのはこれが理由である。

ヒカリの性格は押しが強く、ツンデレ。レックスに対する二人称は「君」に変わる。

ニア&ビャッコ

ニアは、レックスと同じくらいの年齢の、少女。

“ビャッコ”というブレイドを連れたドライバーであり、回復が得意。

過去にはいろいろあったようだが、レックスの仲間になってからは意気投合し、ケンカ友達のような間柄である。

性格はサバサバしていてパーティのツッコミ役だが、口が悪く、手が出ることも多い。

グーラの出身であり、グーラ人特有の「猫耳」を持ち、戦闘中に「ニャニャニャニャー!」と叫ぶなど可愛らしいところもある。

過去に関連して、誰にも言えない大きな秘密を抱えている。

クリックしてニアの秘密のネタバレ展開【中盤】
ニアは実は「マンイーター」という、人間とブレイドの両方の要素を持つ忌避の存在。

人間の姿とブレイドの姿の間で変身できる。

ブレイドとしてのニアは、武器「シミター」をもつ回復ロールで水属性のブレイド。

人間の姿に比べ、髪と耳が伸びていて、猫というより狐に近い、妖艶な姿をしている。

ストーリー上でレックスに対して自分を解き放ち、エンゲージする。

生命を再生する強力な能力があり、死者でさえも死んですぐなら蘇生できる。
(ストーリー中で以前に見せているのでプレイした人なら気付いただろうが)

ニアには病弱な姉がいて、その病気を治そうと研究に没頭していた父親が、ニアをマンイーターにしたようだ。

やがてその姉も父親も死に、天涯孤独となって迫害される生活を送る中、“シン”にその力を認められて秘密結社「イーラ」に入り、ストーリーの冒頭に繋がる。

ビャッコは、武器「ツインリング」をもつ回復ロールで水属性のブレイド。

その名の通り白い虎のような姿をしているが、話すことができる。

物腰が丁寧で、誰に対しても「様」を付けて呼び常に敬語で話し、特にニアのことは「お嬢様」と呼ぶなど、さながら執事のようである。

移動中はニアを背中に乗せて走ることもあり、背中にはニア以外を決して乗せないと誓っている。

勉強家であるらしく、セイリュウやホムラほどではないが豊富な知識を持つ。

トラ&ハナ

トラは、ドライバーに憧れるノポン族の少年。

残念ながら「ドライバーの適性」がないためブレイドと同調できず、同じくドライバーの適性がなかった祖父、父と3代にわたって人工ブレイドを開発し、レックスたちの助けもあり、ついに世界初の人工ブレイド・“ハナ”として完成させた。

それからはハナとともにドライバーとしてレックスたちの心強い味方となる。

憧れのドライバーであるレックスのことを「アニキ」と呼んでいる。

性格は無邪気で、ノポン特有のいい加減なところもあるが、人工ブレイド技師としての実力は本物で、ハナの高い能力がそれを証明している。

ハナは正式名称を“ハナJS”といい、武器「ハナシールド」をもつ防御ロールで地属性のブレイド(ロールと属性は変更可能)。

JSとは“ジェット・スパーク”の略であり、間違っても“女子●学生”の略ではない。

容姿は幼い少女のようだが、パワフルなメタリックボディには「男の子のロマン」が詰まっている。

見た目はともかく、動きは人間と遜色ないくらいに自然だが、話す時はわざとらしいくらいのジェスチャーを付ける。

ノポンによって作られたため、語尾に「も」を付けるノポン語をハナも使用しますも。

人工ブレイドならではの様々な機能と高い身体能力で、冒険でも大活躍する。

性格は素直でおとなしく、口調は丁寧だが、“ご主人”(“様”は付けない)のトラのことをさらっと貶したりする。

しかしトラの命令には必ず従うし、トラのいないところではよくトラを褒めているので、嫌いではない様子(たぶん好き)。

また、トラやその父祖のマニアックな嗜好が性格に反映されており、「萌え萌えモード」なる設定があったり、「装甲パージ機能付きのビキニアーマー」を心待ちにするなど、突っ込み所は多い。

のちにストーリーの成り行きで、パワーアップして“JKモード”に覚醒し、“ハナJK”となる。

ハナJKは、武器「ハナアームズ」をもつ防御ロールで火属性のブレイド(ロールと属性は変更可能)。

防御重視のJSに対し、JKは回避重視となっており、スキルにより回避時に自動でカウンター攻撃が発動する。

JKとは“ジャスティス・ナイト”の略であり、間違っても(以下略)

ハナJKは見た目がいくぶん大人っぽくなり、ボディはより洗練され、身長はレックスを抜きホムラと同程度となり、衣装はなぜかメイド服である。

パワーアップといっても、JSが弱いということはなく、むしろJSのほうが強いという意見もあるが、戦い方が異なるので単純には比較できない。

また、いつでも二つのモードを切り替えられる。

ストーリー上ではJSがメインであり、JKが活躍するシーンは多くない。

ハナJKの性格は、JSと比べやや強気でアグレッシブであり、口調は相変わらず丁寧だが、トラに対する毒の具合は増している?

またJKモードになった経緯から、トラの父祖の影響を強く受けているのか、「ガチ燃え(萌え?)」「アゲアゲ」など変わった言葉を使う。

なお、トラはのちにハナのさらなるパワーアップと新モードを計画していると発言するが……

クリックしてハナの新モードのネタバレ展開【終盤】
メインストーリーには関係ないが、ゲームを進めると「ハナの魔改造」というクエストが現れ、これを攻略することでハナの新たな姿、“JDモード”が使用可能となる。

ハナJDは、武器「ハナセイバー」をもつ攻撃ロールで氷属性のブレイド(ロールと属性は変更可能)。

これまでの機械っぽい姿は一新され、手足から長い髪に至るまで非常にリアルな人間の姿となり、またトラの強いこだわりにより、「大人でアダルティ」な魅力あふれるレディとなった。

身長はさらに伸びて、ホムラより高いことはもとより、ゲーム内でも長身の部類に入る。

また、JSやJKとは異なり、攻撃ロールである通り、攻撃的な能力となっている。

JDとは“ジャッジメント・デイ”の略であり(以下略)

最終形態の名にふさわしく、ハナライズではかなりの量のパーツを付けられ、またどんな属性にもなれる。

性格はいくぶん真面目ではっきりしていて、大人らしく落ち着いてもいるが、トラやその父祖の影響で変なキャラが付いているのは相変わらず。

そもそも露出度の高いボディスーツはハナのリクエストを反映したものだったりする。

メレフ&カグツチ

メレフは、中性的な容姿をしたスペルビア帝国の高官。

「炎の輝公子」の異名をとる帝国最強のドライバーであり、ブレイドの“カグツチ”も「帝国の宝珠」と呼ばれる帝国最強のブレイドである。

実は女性であり、男子のいなかった前皇帝の世継ぎとなるべく、男子として育てられた。

その後、義弟の“ネフェル”が誕生し皇帝に即位したが、皇帝としては若すぎるため、メレフが「特別執権官」となり、後見人として施政と公務を補佐することとなった。

グーラを視察に訪れた際、復活した「天の聖杯」のことを知り、これを野放しにはできないとレックスたちを狙う。

性格は冷静沈着で、色気も茶目っ気もなく常にクールなため、トラからは男性だと思われてしまっている。

また料理は苦手で、トラブルに際して「女性陣に任せよう」と発言するなど、女性らしい一面もあまりないが、色気がないと言われるとさすがに怒るようだ。

ただしかなりの美形ではあり、またカグツチによると「玉の肌」の持ち主らしい。

カグツチは、武器「サーベル」をもつ防御ロールで火属性のブレイド。

ドレスのような衣装を纏った優雅な女性の姿をしている。

ハナJSとは異なり、敵の攻撃を耐えるよりも回避する戦い方を得意とする。

カグツチは「帝国の宝珠」と呼ばれ、常に帝国のブレイドとして受け継がれている。

カグツチは日記を書いているが、コアクリスタルに戻ってもその所在と地位が保証されているため、日記が失われることはなく、過去の自分を知ることができ、また彼女の記録は帝国の歴史として残る、というブレイドとしてはかなり恵まれた境遇にいる。

帝国最強と言われる実力は本物で、初めてレックスと戦った際は、ドライバーであるメレフがいなくても、レックスとニアとブレイドの2組を相手に互角に戦い、メレフとともに戦った際はトラとハナがいたにもかかわらず、レックスたちを追い詰めるほどの実力をメレフ共々持つ。

性格は落ち着いたお姉様といった感じで、気は強い。

メレフを「メレフ様」と呼び、敬語で話すが、他の人に対しては普通に話す。

なぜかいつも目をつぶっていて、それでいてなぜか周りがちゃんと見えており、むしろすべてを見通していると言えるほどの観察力・洞察力をもつ。

聖杯大戦の頃、ヒカリとは仲間でありライバルだったらしい。

レックスがスペルビア帝国にいるとき、メレフ&カグツチとは三度刃を交えるが……

クリックしてメレフのその後のネタバレ展開【中盤】
共通の敵の存在から、一時休戦のうえ共闘することになり、その後正式に仲間となる。

冷静な判断と洞察力でレックスたちを助けてくれる。

二人とも礼儀作法や立ち居振る舞いは当然ながら完璧に弁えており、その所作にはハナも憧れているようだ。

ヴァンダム&スザク

ヴァンダムは、屈強な大男で、“スザク”というブレイドを連れたドライバーである。

インヴィディア烈王国に来たレックスたちにいきなり襲いかかってくるが、実は「フレースヴェルグ傭兵団」という“義の傭兵団”を率いる団長で、レックスにドライバーの戦い方を教えてくれ、その後仲間になる。

性格は見た目通り豪快で、強面だが義に篤く、採算を度外視して依頼を受けたりすることもあるが、部下にはそのぶん苦労をかけているようだ。

ドライバーとしての実力はかなり高く、レックスたちだけでは苦戦する敵と互角に渡り合うほど。

また力押しだけでなく臨機応変な戦い方ができる。

部下たちからの人望は厚く、そんなヴァンダムをレックスも慕うようになる。

スザクは、武器「ツインサイス」をもつ攻撃ロールで風属性のブレイド。

鳥のような姿をしているが、長身で腕をもつ。

性格はキザで、ややテンションが高い。

風の力で、巨神獣から漏れ出る「エーテル瘴気」を振り払う、特別な能力がある。

ヴァンダムはスザクを唯一のブレイドとしており、二人は強い絆で結ばれている。

さて、やがて一行はフォンス・マイム付近でホムラを狙う敵との決戦を繰り広げるが……

クリックしてヴァンダムのその後のネタバレ展開【序盤】
敵は強く敗色濃厚となり、ヴァンダムは自らを犠牲にしてレックスたちを逃がそうとする。

そして奮闘虚しくヴァンダムは死亡。

しかしレックスはヴァンダムを置いて逃げようとはしなかった。

やがていっそうの窮地に陥るが、その時ついにホムラがヒカリへと覚醒する。

戦いの後、ヴァンダムの遺言により、レックスは傭兵団を団長として引き継ぐことになる。

また、残されたスザクのコアクリスタルはレックスが譲り受け、のちにスザクはレックスのブレイドとして再び誕生する。

スザクはもちろん以前の記憶を失っているが、レックスが今なお慕うヴァンダムという人間に興味を持っているようだ。

ジーク&サイカ

ジークは、関西弁を操る青年で、“サイカ”というブレイドをもつドライバーである。

“ジーク・B・アルティメット・玄武”という真名を名乗り、「覇王の心眼」と呼ぶ左目を眼帯で隠したり、アーツに長い名前を付けたりと、厨二精神あふれる変わった奴。

ホムラを狙ってレックスの前に現れるが、運がすこぶる悪いらしく、最後には決まってひどい目に遭ってしまう。

しかし「雷轟のジーク」の二つ名を持つ実力は本物で、レックスを行く先々で温かく?迎えてくれる。

そうして何度か対決した後、正体を明かし……

クリックしてジークのその後のネタバレ展開【中盤】
レックスの仲間になる。

ジークの正体はルクスリア王国の第一王子であり、目覚めた天の聖杯とそのドライバーの力を見定めるために、現在世話になっているアーケディア法王庁から派遣された。

仲間になってからのジークは比較的真面目で頭も良く、頼れる存在となる。

そして自分のことを「大人だから」云々といつも思っているが、父親であるルクスリア王から見れば十分バカ息子である。

ペット?の亀を肌身離さず身に付けているため、ニアからは“亀ちゃん”と呼ばれているが、ある時ジークに“ネコ女”と呼ばれた腹いせに“亀あたm(自主規制音)

サイカは、武器「大剣」をもつ攻撃ロールで雷属性のブレイド。

少女の姿をしているが、両肩など体の一部が電球のようになっている。

ジークと同じく関西弁を操り、ジークとの掛け合いはまるで漫才で、ノリツッコミも難なくこなす。

ジークには振り回されっぱなしだが、愛想を尽かすどころかジークに対して一途な想いを持っている。

性格はジークより真面目なようだが、ジークに合わせて何でもやるという印象。また気さくで世話焼き。

ルクスリアの巨神獣“ゲンブ”を操る能力をもつのはサイカだけである。

ジークとサイカの間には、何か特別な関係があるらしく……

バーン

バーンは、レックスがサルベージ品を納品しているアヴァリティア商会の会長。

一代で商会をアルストいちの地位にまで育て上げた稀代の商才をもち、“アヴァリティアの政商”と呼ばれる。

しかし裏ではかなりグレーな取引で大きな利益を得ているとか……

そんなある日、レックスのサルベージの腕を見込んで、とある仕事を破格の報酬で紹介する。

その仕事がすべての始まりだった――

その後も非情なまでにしたたかな計算で商売に暗躍するが、ついにレックスたちと利害が衝突し、対決することになる。

クリックしてバーンの切り札のネタバレ展開【中盤】
バーンはかつて、人工ブレイドを研究していたトラの祖父と父の研究所を襲い、祖父を殺害し、父を誘拐して秘密工場で人工ブレイドを製造させ、量産して金儲けを企んだ。

そんなバーンの用心棒として、トラの祖父が遺した試作型人工ブレイド・“キク”を改造し、街で騒動を起こさせてレックスたちをおびき寄せた。

これは、トラの父が捕まる直前にトラに託した完全な「エーテル炉」をもつハナを奪うためだった。

そしてハナは、姉にあたるキクと戦うことになる。

しかしキクが敗れると、バーンはキクの拡大コピーである巨大人工ブレイド・“サクラ”に乗り込み、さらなる抵抗を見せる。

そこでハナはキクのエーテル炉をトリガーとして自身のエーテル炉を完全起動し、サクラに苦戦するレックスたちの前で“JKモード”として覚醒する。

この戦いに敗れたバーンは失脚するも、しぶとく逃げ延び、のちに再び行動を起こす。

一方、トラの父はトラの家に戻り、壊れたキクを必死に修復し始める。

ネフェル&ワダツミ

ネフェルはスペルビア帝国の若き皇帝であり、メレフの義弟。

護身のため、“ワダツミ”というブレイドを持つドライバーとなった。

皇帝としてはあまりに若く(レックスと同じくらい)、メレフを「特別執権官」として後見人に据えている。

性格は非常に穏やかで、若くして聡明であり、他国との争いを好まない。

そのため、自国の従来の帝国主義からの転換を図っているが、図らずもインヴィディア烈王国との関係は悪化の一途を辿る。

そしてある事件をきっかけに両国の緊張が一触即発の状態となり、状況を打開するため開かれた首脳会談において……

ワダツミは、武器「刀」をもつ防御ロールで水属性のブレイド。

男性型のブレイドだが、全身が銀色に鈍く輝く独特な容姿をしている。

カグツチと同じく、回避を重視した戦法を得意とする。

性格はネフェルのように穏やかで、いつもゆったりと構えているが、ネフェルへの忠誠心は強く、彼を守る強い自負を覗かせている。

クリックしてネフェルとワダツミのネタバレ展開【中盤】
首脳会談後の晩餐会においてバーンが暗殺を企てているとの情報があり、レックスたちはこれを阻止するために行動するが空振りだった。

バーンは密かに温存していた巨大人工ブレイド・サクラの強化版“Gグレートサクラ”を駆り、ネフェルとインヴィディア烈王を殺害しようとする。

Gサクラを倒したレックスたちだが、バーンは道連れを狙い自爆という手段に出る。

ワダツミはその爆発から皆を守るが、あろうことかネフェルを守りきれず、ネフェルは命を落としてしまう。

そしてワダツミはコアに戻る。

しかし、ネフェルは奇跡的に蘇生し、ワダツミのコアをメレフに譲り、ドライバーをやめることになった。

ワダツミはメレフのブレイドとして再び誕生するが、その後のネフェルはあえてワダツミとの接触を避けるようになる。

なお、バーンはこれでもまだ生き残っており……

その他

敵陣営の人とか紹介したいが、ストーリーのネタバレばかりになるからやめておく。

いつか人物の考察記事を書くかもしれない。

まとめ

今回は『ゼノブレイド2』の主要な登場人物をまとめて紹介した。

ネタバレは最小限に抑えつつ、うまく紹介できただろうか。

ハナ は……隠すべきネタバレに入るだろうか……

ネフェルはそれほど重要な人物でもないが、ワダツミの紹介がしたかった。

個性豊かなレアブレイドたちの紹介もしたいけど、網羅的に書かなきゃ依怙贔屓だし、かといって全員分を書くほどの情熱は……ない。

トラとハナのことなら、この記事で書いた分の10倍は書けるぞ!

ともかく、前回の記事も合わせて、みなさんがより本作を楽しんだり、興味を持ったりしてくれれば嬉しい。